転職エージェントとは、無料で専属のアドバイザーがつき、マンツーマンでキャリアの相談に乗ってくれるサービスです。
転職エージェントは、わからないことだらけの転職活動において心強い存在です。
とはいえ、
転職エージェントとは?どんな仕組みなの?
転職サイトとの違いは?
デメリットはないの?
転職エージェントを使いこなす方法は?
など、不安はつきませんよね。
転職エージェントを知っているという方でも、
転職エージェントをうまく使いこなせていなかったり、
そもそも転職エージェントの役割をよく知らない可能性もあります。
転職エージェントは使い方を間違えるといい転職はできません。
そこで本記事では転職エージェントを使いこなすための全知識を徹底的に解説してみました。
これを読めば転職エージェントの基礎がすべて分かります。
転職エージェント”登録”から”内定”までの流れを知りたい方はこちらをクリックしてくださいね!
目次
転職エージェントの仕組みとは?無料で使える理由
繰り返しになりますが、転職エージェントとは無料でアドバイザーがキャリア相談に乗ってくれるサービスです。
転職希望者と相性のいい求人案件を提案してくれたり、過去の実績をもとに面接対策など選考のサポートもしてくれます。
具体的には、転職エージェントに登録すると以下のサポートが受けられます。
- キャリアに関する相談
- 相性のいい求人案件の紹介
- 履歴書/職務経歴書など応募書類のチェック
- 面接対策
- 年収/給与交渉
このほかの要望にも柔軟に対応してくれるので、何かあればアドバイザーに相談してみましょう。
アドバイザーがマンツーマンで支援してくれるのに無料で使えるのはなぜ?
求職者が無料で使える理由は、転職が決まった時点で転職エージェントは企業から成果報酬を受け取るしくみだからです。
採用した人の年収の3~4割を、企業が「紹介手数料」として転職エージェントに支払います。
1人の転職が決まるたびに企業からまとまった報酬が転職エージェントに入るので、転職者は無料で使えるというわけです。
利用して損することはないので、気軽に相談してみましょう。
転職エージェントと転職サイトの違いは?
転職に役立つサービスには「転職サイト」もありますが、「転職エージェント」とはどう違うのでしょうか。
転職エージェントとの一番の違いは「サポートをしてくれる仲介者がいるかいないか」です。
「転職サイト」は、さまざまな企業の求人案件が集まっているサイトです。
気になる求人案件を自分で探してスピーディに直接応募できるのがメリットです。
しかし、選考対策などは自分でしなければなりません。
一方転職エージェントは、無料でアドバイザーがキャリアの相談に乗ってくれます。
無料で相性のいい求人案件を提案してくれますし、過去の実績をもとに選考のサポートもしてくれます。
転職活動は慣れていないと自分ひとりで進めるのは難しいので、転職エージェントのアドバイザーに相談したほうがスムーズに転職できます。
「転職サイト」と「転職エージェント」の比較一覧
転職サイト | 転職エージェント | |
求人数 | 転職エージェントと比べると多い | 転職サイトに比べると少ないが、 非公開求人がある |
理想の求人との 出会いやすさ | ✖ 自分で探す手間がかかる | アドバイザーが相性のいい 求人案件を提案してくれるので 出会いやすい |
選考の サポート | ✖ サイト上の説明を見ながら | 職務経歴書の書き方や |
年収交渉 | ✖ 自分でやらないといけない | アドバイザーが代行してくれる |
退職 サポート | ✖ 自分でやらないと | アドバイザーがサポート |
転職エージェントの”総合型”と”特化型”の違い
転職エージェントには「総合型」と「特化型」の2種類があります。
「総合型」はさまざまな職種・業種の求人案件を網羅的に抱えています。
リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの大手サービスのほとんどは、こちらの総合型に該当します。
一方で特化型は特定の職種・業種に特化しているため求人案件に偏りはありますが、所属しているアドバイザーがその領域に詳しい傾向にあります。
IT・WEB業界ではレバテックキャリアが有名です。
- 「総合型」:さまざまな職種・業種の求人案件を網羅
- 「特化型」:特定の職種・業種に特化。その領域に詳しい所属アドバイザーがいる
総合型と特化型を両方利用することで、求人数と専門性の両方を知ることができるのでおすすめです。
転職エージェントを利用するメリットは?
転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。
- 転職活動の相談に乗ってもらえる
- 内定獲得のためのノウハウを教えてもらえる
- 面倒なことをアドバイザーに任せられる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 自分の市場価値を把握し、キャリアプランを整理できる
メリット①:転職活動の相談に乗ってもらえる
転職エージェントを利用するメリットとしては、アドバイザーが無料で転職相談に乗ってくれること。
求職者の求職者のこれまでの経歴や、希望の業界・職種、転職に期待することなどを聞いたうえでアドバイスをしてくれます。
職種や業種、転職そのものに迷いがある場合も、キャリアアドバイザーがアドバイスしてくれますよ。
また、アドバイザーは、企業の担当者と綿密に連絡を取っています。
そのため、求人案件を紹介されるだけでなく、その企業のリアルな社風や中途採用者の活躍度合いなども教えてもらえます。
転職サイト経由では、募集要項に書いてある情報しかわかりませんよね。
しかし、転職エージェントを利用すれば事前に企業のリアルな情報を知っておくことができます。
そのため、転職にありがちな「入社後のミスマッチ」を防げます。
私の場合、自己流で転職した企業がブラック企業だったので、すごく後悔しました。
また、アドバイザーと「キャリアの棚卸し」を一緒にしていくこともできます。
キャリアの棚卸を通じて、自分では気づかなかった新たな可能性を見出してもらえるかもしれません。
たとえば自分では「営業しかできない」と思い込んでいても、過去の実績から営業以外のスキルが見出してもらえることもあるでしょう。
アドバイザーと一緒に過去の経歴を整理することで、業種・職種の選択肢が広がっていきます。
メリット②:内定獲得のためのノウハウを教えてもらえる
メリットの2つ目は、
提出した職務経歴書や履歴書を添削してもらえること。
「その企業は書類のどこに注目しているか」といったことを客観的にアドバイスしてもらえるので、よりアピール度が高い内容になり、選考通過の確率も高まります。
そのほかにもキャリアアドバイザーは応募企業に精通しているため、どんな表現をすればその企業にいい印象を残すのかも教えてくれます。
また、面接が苦手・不得意な方向けに、模擬面接を行っています。
質問への受け答え、身だしなみのチェック、話す速度や強弱などをキャリアアドバイザーがアドバイスしてくれます。
過去に出た質問などから、企業が何を知りたいのか、求職者が伝えるべき情報は何なのかもアドバイスしてもらえます。
面接ってなかなか自分一人では対策が難しいからプロの視点からアドバイスをもらえるのは嬉しいですよね。
プロのサポートを受けながら準備できるので、右も左も分からないまま応募するよりも選考に通過する可能性が高まります。
はじめての転職活動の場合は特に心強いですね。
面接後には、採用担当者に面接の内容を確認してフィードバックしてくれます。
どういったポイントが評価されたのかがわかるので、次回以降の面接に活かすことができます。
「今の面接、緊張しすぎて全然ダメだった…」という場合でも、転職エージェントは面接後に人事担当者と連絡をとり、応募者が企業にアピールできなかったことをフォローしてくれる場合もあります。
面接で落とされていてもおかしくない状況を、転職エージェントの力で救ってもらったという例は珍しくありません。
メリット③:面倒なことをアドバイザーに任せられる
転職エージェントを利用すると、
面接日程の調整や、内定後の年収交渉、入社前の手続きなど、面倒だったり、求職者から言い出しにくいことを一手に引き受けてくれるのもメリットです。
これらを自分1人で行うのはかなり大変ですが、転職エージェントであれば、時間がない人や交渉事が苦手な方も安心して転職活動に臨めます。
在職中で転職活動に割く時間がない方、急いで転職を決めたい方にとっては大きな嬉しいサポートですよね。
特にメリットなのは、内定後の給料交渉をしてくれること。
企業側から「どうしても来てほしい!」と求められる状況でない限り、これから採用してもらおうという立場で、企業に対して年収の交渉をするのは、なかなか容易なことではありません。
転職エージェントはこの場面も、応募者と企業のあいだに入って交渉してくれます。
現在勤めている職場の退職手続きなど、まわりには聞きづらいことも相談できますよ。
メリット④:非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントでは、「非公開求人」も紹介してもらえます。
「非公開求人」とは、企業の採用サイトや転職サイトには公開されていない求人のこと。
どうしてわざわざ非公開にしているかというと、
たとえば、公開できない極秘プロジェクトの人員募集などは、なるべく外部に情報が漏れないようにしたいですよね。そのため非公開にされています。
また、応募が殺到しがちな人気企業の求人案件や、
専門的なスキルを持った人だけを集めたい求人案件なども、企業側の選考の手間を省くために非公開にされることが多いです。
非公開求人は、主に人気職種、新規事業の立ち上げに伴う求人、役員クラスの求人など、概して給与やポジションが高い傾向があります。
転職サイトでも非公開求人を保有していますが、その数とは比にならないほど転職エージェントは多くの非公開求人を保有しています。
この非公開求人には、転職エージェントに登録しなければ決して出会うことはありません。
やりがいのある求人案件なことが多いので、アドバイザーに聞いてみるといいですね。
メリット⑤:自分の市場価値を把握し、キャリアプランを整理できる
転職エージェントを利用することで、自分の市場価値やキャリアプランを整理できます。
はじめて転職する方や20代の若手の場合、そもそも転職市場における自分の価値がわからないことが多いと思います。
アドバイザーにどんな求人案件を紹介されるのかを知ることで市場価値が把握できるのも、転職エージェントを利用するメリットです。
か自分の「強み」や「需要」を客観的に見てもらえるのもメリットです
転職エージェントを使えば、アドバイザーに悩みや希望を聞いてもらいながら
「自分が今後どうなりたいのか」「そのためにどんな転職をすればいいのか」を整理できるでしょう。
転職エージェントの利用方法は?内定までの”4STEP”
転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。
- 転職エージェントに登録する
- 面談でキャリア相談や求人案件を紹介してもらう
- 選考の準備をサポートしてもらう
- 内定後は給与交渉や退職のサポートをしてもらう
詳しく見ていきましょう。
STEP1:転職エージェントに登録する
まず初めに、転職エージェントの公式ページから、名前・生年月日・メールアドレスなどの基本情報を入力フォームで登録します。
60秒もあれば登録できます。
その後メールにてマイページ発行の案内が来るのでログインします。
たとえばリクルートは「リクルートエージェント」という転職エージェントのほかに、「リクナビNEXT」という転職サイトも運営しています。
このように同じ運営会社が似たようなサービスを提供している場合があるので、間違えないよう気をつけましょう。
- レバテックキャリア :ITエンジニア・WEBクリエイター専門の転職エージェント
- マイナビITエージェント :マイナビグループならではの豊富な求人数10000件以上
- doda:豊富な求人数と「転職サイト」と「転職エージェント」の2つが利用できる
登録してから数日以内にメールや電話で連絡がきます。
おおまかな転職に関する要望を伝えてから、詳しい話をするために面談の日程調整をします。
面談は電話で対応してもらうことも可能です。
STEP2:面談でキャリア相談や求人案件を紹介してもらう
次にキャリアの棚卸しをして、あなたの将来についてカウンセリングをします。
アドバイザーとの面談は転職希望者と企業の要望をすり合わせる場です。
ですので、気を遣わずに率直に要望を伝えましょう。
事前のヒアリングもふまえて、あなたに合いそうな求人案件を紹介してもらえます。
カウンセリング方法は電話のほか、インターネットが利用できるならPC・タブレットでのオンライン面談をすることができます。
求人紹介の例 網羅的に求人案件を抱えている“総合型”の場合:いろんな可能性を提示するために数十件単位で求人を案内される 例:「リクルートエージェント」など 例:「レバテックキャリア」など
もちろん、その場ですぐに応募する必要はありません。家に帰ってからじっくり吟味しましょう。
上記でも説明した通り、
転職エージェントは転職希望者からお金を取らない代わりに、入社が決まった時点で企業から「成功報酬」という形で収入を得ています。
そのため彼らにとっては、「いかに多くの人を転職させられるか」がもっとも重要。
なんとしてでも入社まで導こうとして、求職者にぐいぐい転職を迫ってくるアドバイザーも残念ながら存在します。
もちろん、真摯に向き合ってくれるアドバイザーもたくさんいますよ。
アドバイザーの質が転職の成否を分けるので、複数のサービスに登録・面談して、アドバイザーを相対比較するといいですね。
もしたくさん提案されたとしても、すべて応募する必要はありません。
転職先に求める条件をしっかり整理してから、じっくり吟味しましょう。
もし「これは絶対に応募しないな」というものがあれば、その理由をアドバイザーに伝えておきましょう。
なぜならコミュニケーションを取れば取るほど、提案される求人案件の精度が高まるからです。
STEP3:選考の準備をサポートしてもらう
志望する企業が決まったら、選考に向けた準備をします。
転職エージェントは転職者の年収の一部を報酬として企業から受け取るビジネスです。
そのため求職者をなるべく高い年収で入社させられるように、できるだけあなたを魅力的に見せるサポートをしてくれます。
遠慮せずに転職エージェントを頼りましょう!
また、直接の応募と違って、転職エージェント経由だとアドバイザーが企業への推薦文を添えてくれます。
表面的なスペックにとどまらない魅力をアピールしてくれるので、書類選考の通過率は高くなる傾向にあります。
無事書類選考を通過したあとも、アドバイザーがサポートしてくれるのかな?
もちろんです!面接対策のサポートのほか、サービスによっては模擬面接をしてくれることもあります。
面接の前に、アドバイザーから過去の選考情報を仕入れるといいですね。
企業との信頼関係が築けているアドバイザーなら、面接官の人柄や好かれる受け答えなどの“裏事情”まで教えてくれます。
どんな面接官が面接に出てくるのか、どんなことを聞かれるのかを事前に知っておけば、本番で焦らずにすむでしょう。
STEP4:内定後は給与交渉や退職のサポートをしてもらう
転職エージェントのサポートは、内定が出たら終わりではありません。
特に給与交渉の強い味方になってくれます。
給与交渉は自分ではなかなか難しいので、頼もしいですよね!
入社予定の企業の給与テーブル(年齢や能力に対応する給与の幅)をもとに、実現可能な範囲で高い年収がもらえるように交渉してくれます。
希望があれば、退職についてのサポートも受けられます。
上司に引き止められたらどうすればいいのか、退職手続きを進めてもらえない場合の対処法など、状況に応じたアドバイスがもらえるでしょう。
【転職エージェントの選び方】複数登録して、アドバイザーを見て厳選しよう
どの転職エージェントに登録すればいいか、選び方が知りたいな
そもそも転職エージェントは、登録前の段階ではそれほど絞り込まないほうがいいんです。
その理由はざっくり言うと次の2点です。
- 成果報酬を企業から受け取るビジネスモデルなので、転職希望者は無料で使えるから
- 担当アドバイザーが転職の成否を分けるので、複数のサービスに登録してから厳選するといい
まず1つの理由は、無料で使えるサービスだからです。
もちろん途中で退会してもお金はかからないので、とりあえず登録してみてから考えても遅くはありません。
2つ目の理由は、担当アドバイザーが転職の成否を分けるので、複数のサービスに登録してから厳選するのがおすすめだからです。
特に大手の場合は抱えている求人案件が似ているので、どれもそれほど大きく変わりません。
登録前にスペックをあれこれ比較して悩むのは、あまり意味がないと思いますよ。
つまり、とりあえずいくつか登録して、担当してくれる人との相性などを見るということか!
その通りです!
どのくらい登録すればいいのかというと、
網羅的に求人案件を抱えている“総合型”と呼ばれている転職エージェントを2〜3個ほど。
さらに転職の希望が明確なら、特定の業界・職種に特化している“特化型”の転職エージェントも1〜3個併用するのがおすすめです。
でも多すぎると、やり取りが大変じゃないの?
今の話はあくまで登録までの話ですので、
アドバイザーと会ってみて相性などを確認してから、最終的に2人ぐらいに厳選すれば大丈夫です。
アドバイザーの選び方については別の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
転職エージェントを利用する際の注意点(デメリット)とは?
転職エージェントのメリットを書きましたが、
転職エージェントを利用する際に注意したい点もあります。
それは以下の通りです。
- 「転職ありき」で話を進められるかも
- 希望とかけ離れた求人案件を提案されるかも
- 内定受諾をせかされるかも
詳しく見ていきましょう。
デメリット①:「転職ありき」で話を進められるかも
求職者を転職させることで成り立つビジネスなので当然ですが、
単なるキャリア相談のつもりが「転職ありき」で話が進むことをデメリットに感じる方はいるかもしれません。
実際、たくさんの求人票を見せてきて、応募を促してくるアドバイザーがいるのは事実です。
ということは、すぐに転職する気がない場合は登録しないほうがいいの?
いいえ、そんなことはありませんよ!
先ほど解説した「非公開求人」も含め、転職エージェントはたくさんの求人案件を持っているので、データベースとして積極的に活用すべきです。
すぐ転職する予定がないと相手にされない場合もありますが、それは一部のアドバイザーに限った話です。
まともなアドバイザーほど、転職意向度の低い方もちゃんと相手にしてくれますよ。
もし冷たい対応を受けた場合は、使うエージェントを変えてしまいましょう。
どうしてもそのエージェントとやりとりをしたければ、担当アドバイザーを変えてもらうという手もあります。
デメリット②:希望とかけ離れた求人案件を提案されるかも
転職に関する意志が固まっていない方が転職エージェントを利用する際は注意が必要です。
たとえば事務職を希望しているのに「一度は営業も経験したほうがいいですよ」などと、希望とはまったく違う求人案件を紹介されることがあります。
そういった異業種・他職種への転職がいいほうに転ぶこともあるので難しいところですが、提案がしっくりこないときには断る意志が必要です。
希望と異なる求人案件を断るべきか、判断する基準はあるのかな?
「なぜこの求人案件をおすすめしてくれたんですか?」と、担当アドバイザーに聞いて判断しましょう。
返ってきた答えが論理的でなく納得できないようなら、
単に押し込みやすい求人先を紹介されている可能性が高いので、断ってもいいでしょう。
また、断る際には「なぜその求人案件が気に入らないのか」をはっきり伝えることも大切です。
そうやってアドバイザーとコミュニケーションを取っていけば、提案の質も徐々に上がってくるはずですよ。
デメリット③:内定受諾をせかされるかも
言ってしまえば、転職エージェントのビジネスは「いかに多くの人を転職させるか」にかかっています。
なので、1社から内定が出た途端にほかの企業を紹介してくれなくなったり、
「2週間で返事をしないと企業側に迷惑がかかる」などと内定受諾を急かされたりする可能性は否めません。
もし気乗りしない場合は、内定を辞退してもいいのかな?
もちろんです!
無理に承諾して短期離職してしまうと、自分の職歴に傷がついてしまうリスクもあります。
もし気乗りしない場合や、ほかに気になる企業がある場合ははっきり断りましょう。
そして、内定獲得後も転職活動を続けられるように、あらかじめ複数の転職エージェントに登録しておくといいですね。
おすすめの転職エージェント
数ある転職エージェントから厳選し、徹底比較した転職エージェントをランキング形式で紹介します。
1位:「レバテックキャリア 」
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
- IT・Web業界に特化!アドバイザのほとんどがIT知識の豊富な元エンジニア
- キャリアアップ・年収アップにつながる優良な非公開求人が多い
- 企業の内情・採用ポイントにどこよりも詳しい
書類選考率64.6%、初回提案での内定率は90%を誇る
求人数(非公開含) | 4,000件以上 | IT求人数 | 4,000件以上 |
年収アップ率 | 60% | 対応エリア | 首都圏、関西、福岡 |
対象年齢層 | 20代後半~40代 | 営業タイプ | 片面型 |
- ITエンジニアの経験があり、さらなるキャリアアップ・年収アップにチャレンジしたい方
- 未経験でも資格取得・ポートフォリオ作成しているなど意欲とポテンシャルの高い方
- 意中の企業を徹底的に研究し転職成功率を上げたい方
- 首都圏、関西、福岡での転職を考えている方
レバテックキャリアは、IT・Web業界経験のあるアドバイザのサポートが人気で、書類通過率・内定率が高いことが特徴です。
IT・Web業界経験者が対象ですが、IT未経験でもポテンシャル・やる気のある方はサポートを受けることができます。
ただし求人数は少なめで地域も限られているため、他の転職エージェントと併用がオススメです。
★多かった口コミ★
・担当者の専門性が高い
・担当者が優しく話しやすい
・サポートがとても丁寧
【代表的な利用者の評判】
神奈川県/36歳/男性/年収300~399万円:
IT系の求人件数が多く、希望の企業が見つかったので満足できました。
福岡県/30歳/男性/年収1000万円以上:
アドバイザーがこまめに対応してくれて、すごくフットワークがいい印象です。
登録方法や利用の流れを知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね!
レバテックキャリアの登録方法を紹介!事前に流れを知って安心して登録しよう!
2位:「マイナビITエージェント 」
総合評価 | ⭐⭐⭐⭐ |
公式サイト |
- IT・Web業界に特化
- 特に優良スタートアップ・ベンチャーの求人に強い
- キャリアアドバイザの多くがIT業界出身
- 親身なサポートに定評があり、特に20代の転職サポートに強い
- 未経験者の転職もOK!
求人数(非公開含) | 13,500件以上 | IT求人数 | 13,500件以上 |
年収アップ率 | 若手の年収アップ実績豊富 | 対応エリア | 首都圏、関西 |
対象年齢層 | 20代~30代 | 営業タイプ | 片面型 |
- 20代で転職活動を考えている方・第二新卒の方
- はじめて転職活動を行う方で、手厚いサポートを受けたい方
- 優良なスタートアップ・ベンチャー企業を狙いたい方
- 業界未経験でIT業界へチャレンジしたい意欲のある方
マイナビITエージェントは、20代の転職に強いというブランドイメージが浸透しており、20代での転職、特にスタートアップ・ベンチャーを狙う方にオススメです。
また、IT未経験でも相応の覚悟がある方は良質のサポートを受けられます。
ただし首都圏・関西以外の地域には強くないので、Uターン・Iターンを狙う方には向いていません。
★多かった口コミ★
・案件数が豊富、登録すれば更に見られる
・たくさん紹介されるので選ぶのが大変
【代表的な利用者の評判】
東京都/33歳/男性/年収400万円:
紹介してもらえる求人が多かったので選択肢が豊富にあり、年収や仕事内容・福利厚生等詳しい情報も教えてくれて納得のいく選択ができました。
3位:「 doda」
総合評価 | ⭐⭐⭐ |
公式サイト |
- 求人数10万件!業界最大級の求人数
- 総合型ながらITエンジニアの転職にも強い
- 社内SE・PM・コンサル・プリセなどキャリアアップ・年収アップを狙える求人が多い
- とにかく「親身」転職者満足度No.1の良質サポート
- 全国をカバーしておりUターン・IターンもOK
求人数(非公開含) | 100,000件以上 | IT求人数 | 30,000件以上 |
年収アップ率 | 20代後半の年収アップ率が多い | 対応エリア | 全国 |
対象年齢層 | 20代~30代 | 営業タイプ | 片面型 |
- 多くの求人に触れてじっくりと転職活動を進めたい方
- はじめて転職活動を行う方で、親身で手厚いサポートを受けたい方
- 社内SE・コンサル・PMなどへの転職を狙う方
- 地方への転職を考えている方
業界大手の知名度を活かして幅広い年齢層・業界・職種の求人を公開しています。エンジニア求人が特に多いです。dodaは人間として魅力的な人材による「親身」なサポートが受けられることが人気の理由です。
ただし大手にありがちですが、アドバイザには当たりはずれもあるので、IT業界に詳しいIT特化型のエージェントとの併用をおすすめします。
★多かった口コミ★
・求人数が多く選択肢に困らない
・エンジニア求人が特に多い
・書類作成や面接対策のサポートが手厚い
【代表的な利用者の評判】
東京都/34歳/男性/年収500万円:
大企業だけではなく中小企業も掲載があるので、条件に合う求人を探しやすいです。
転職エージェントのよくあるQ&A
転職エージェントが無料で使える理由は?
採用が決まると企業から成果報酬がもらえるビジネスモデルだからです。
アドバイザーはどうやって選べばいいの?
会ってみて、いくつかの判断基準をもとに選定しましょう。
転職エージェントとの面談はどんな準備すればいい?
面談の前に、ある程度は転職の希望を明確にしておきましょう。
転職エージェントのサポートを途中で断るには?
メールや電話で意思を伝えるだけでOKです。
転職エージェント経由で内定辞退するには?
とにかく本音で誠実に話しましょう。
転職エージェントの裏事情が知りたい
アドバイザーはビジネス的な意図で動いていることもあります。
登録したらすぐ求人案件を紹介される? すぐ転職するつもりはなくてもいいの?
相談するだけでも大丈夫です。転職意向度の低い方も相手にしてくれます。
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